県道169号沿いを進んで達邦を過ぎ、山間部に深く入ると目的地の里佳に到着。ツオウ族集落の中でもかなり辺鄙な場所にある里佳は、まるで南方深くの渓谷に隠された神秘的な桃源郷のようです。
里佳は里佳渓に近く、海抜1,100～1,400メートルに位置しています。県道169号が里佳の唯一外部に通じる道で、ここを訪れた際はもと来た道を引き返さなければなりません。辺鄙な場所に位置するため、近代的な建物は少ないですが、里佳の家々の囲いにはオオタニワタリ、カザリシダ、セッコクなど様々な草花が植えられていて、通りもよく整えられ、素朴で美しい味わいが醸し出し、周囲の山々は豊かな大自然を有しています。