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「阿里山触口ビジターセンター」が国際的なデザイン賞で異彩を放つ 「2021 Muse Design Awards」で銀賞獲得

公開日:2021-09-06 更新しました:2021-11-04
「阿里山触口ビジターセンター」が国際的なデザイン賞で異彩を放つ 「2021 Muse Design Awards」で銀賞獲得

お知らせ内容

祝!交通部観光局阿里山国家風景区管理処(以下「阿里山管理処」)は「阿里山触口ビジターセンター」の「2021Muse Design Awards」銀賞受賞を発表しました。世界中から集まった 4,876点の出品作の中から室内設計(Interior Design)部門で銀賞を獲得。台湾のソフトパワーを世界に見せつけました。

阿里山管理処の洪維新処長は「『触口ビジターセンター』をより良い観光案内所とするため、今年は改修を行い、阿里山の六大テーマ『鉄道、生態、先住民、ロマン、茶、コーヒー』をツーリストにさらに身近に感じてもらえるよう、産業展示区、休息スペース、観光案内区と組み合わせ、オリジナルイラスト、マルチメディア装置、実物模型の形式で展示しました。また既存の展示品をアップグレード。『光影生態ショーウィンドウ』を加え、サンショウウオ、フクロウ、アリサンヒタキ、白面モモンガ、サンケイなど阿里山特有の生き物を集めました。近づいて見ようとすると、ガラス板の特殊構造で視覚が影響を受けはっきり見えなくなり、後ろに下がって離れると、初めてよく見えるという構造で、人と自然環境との関係を思い起こさせる展示となっています。人類は生態系を尊重しなければ、自然環境の永続性を実現することはできないのです。

ビジターセンターのもう一つのハイライトは『シルエット森林インタラクティブエリア』です。ルネ・マグリット (René Magritte)の1965年の作品『Le Blanc Seing』からインスピレーションを得ています。シュールレアリズムでリアルな身体、影、山、森林などの要素を分解、転位、再構築し、阿里山のイメージに現実を超越させ、現実と相互にやり取りする中で新しい感覚的解釈を生み出します。人と光、影が空間を通して再形成され、暗くて閉鎖的だったビジターセンターが家族連れを含むあらゆるツーリストにとって心地よい場所となりました。今回の受賞で、台湾の美を世界に向けて発信し、世界の人々に台湾を知ってもらう機会となったことを、『2021Muse Design Awards』に感謝します」としています。

写真

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