2019年は国内9組、海外6組の計15組の新婚カップルが申し込みました。なかでも結婚43年目の銀婚クラスのご夫婦が、今年結婚する娘とその恋人と共に参加。愛を確かめ合い、娘の幸せの瞬間に立ち会ったことが印象的でした。また今回は、4月に阿里山星空ウェディングに参加した女性が、今年嫁ぐ妹に10月の神木ウェディングを勧め、姉妹で阿里山に見守られて婚儀を済ませたことも話題になりました。海外からは今年、香港、アメリカ、シンガポールの6組が参加。うちアメリカとシンガポールの新婚カップルは台湾で働いた時に知り合い、結婚を決意したため、出会って恋に落ちた台湾でこの印象深い婚礼に参加することにしたとのことです。

「2019年阿里山神木ウェディング」の2日間のスケジュールは内容盛りだくさんで、1日目（10／19）は阿里山の味わい深い旅を企画。新婚カップルはまず団茶作りを体験し、挫折した時も共に困難に対処する大切さを覚えました。このほか、特色豊かなツォウ族の伝統結婚式を体験し、伝統歌舞による祝福を受けました。手もみで作った愛玉に黒砂糖とレモン汁を加えることで苦あり楽ありの結婚生活を象徴。最後に、互いの腕を組んで杯を交わし、心を一つにして一生添い遂げることを期しました。2日目（10／20）、香林神木横の広場でメインイベントがスタート。香林小学校の生徒たちが現住民舞踊を披露して会場のムードを盛り上げます。地元に伝わる舞踊で新婚カップルのために永遠の愛を祈りました。結婚式では馬処長が司会役を務めて愛の誓いに立ち合い、阿里山管理処の大黒柱として、神聖かつロマンチックなムードのなか、出席した新郎新婦を見守りました。続いて、愛情証書署名、愛のプレゼント交換を済ませ、最後に千年神木の前で15組の新婚カップルが手を取り合ってロマンチックな森のワルツを踊り、忘れがたい神木ウェディングは幕を下ろしました。

神木ウェディングと情緒豊かな旅のほか、現地の特色的な商店と長期支援する業者（黒豆桑、日興堂喜餅など）の協賛によりイベント終了後に祝いの品を多数贈呈。新婚カップルはすばらしい思い出を作り、阿里山から溢れる祝福を持ち帰りました。このロマンチックな婚礼へのご出席をお待ちしています。