四序茶会では、阿里山の四季のお茶を賞味します。春は緑色の茶器と楽野産の香りが清らかな烏龍茶、夏は赤色の茶器と隙頂産の青心大冇紅茶、秋は白色の茶器と石棹産の中煎り珠露烏龍茶、冬は黒色の茶器と頂湖産の深煎り烏龍茶を使用。茶席は東西南北に配置されます。金木水火土の五行の哲学に基づき構成され、生活の四芸である音楽、香道、華道、茶道が融合。ホスト役の司茶から順番に4種の茶が差し出され、客は茶を味わいながら季節の移り変わりを楽しみます。現地の茶旅の達人による巧みな采配で阿里山の茶文化を通した観光業発展の結晶をアピールします。

夏季森林茶会は、「2019年フォルモサ・サマーフェスティバル」「山の避暑、海の清涼」を主軸とし、森の中の涼しい頂湖環湖歩道、奮起湖ショウナンボク母樹林、十字路駅展望台を選んで開催されました。当茶会のために地元の各地域が植えた季節の植物や花々が夏らしい茶席を引き立てます。頂湖観音石前広場に頂湖区の立夏茶席、頂湖地衣森林に石棹区の小満茶席と隙頂区の芒種茶席、頂湖龍珠石に楽野区の夏至茶席、十字路駅展望台に十字及び公興区の小暑茶席、奮起湖ショウナンボク母樹林に奮起湖区の大暑節気茶席が設営されました。今回は、司茶がオリジナル節気のブレンドを施し、1、2杯目は阿里山烏龍茶、紅茶または金萱茶、3～5杯目はお茶ベースの節気ブレンドを味わい、節気の茶菓子が添えられます。会場では詩人が節気の茶をテーマに詩を吟じ、客にも参加を勧め、イベント記念の四季茶旅ボトルが数量限定で贈呈されました。