豊山景観台は、かつて豊山から社後坪へ向う旧道にあり、豊山は、「3県の境を踏みしめ、3本の渓流をつかむ」と形容されることもあります。景観台からの視野は良好で、遠くには豊山村落を眺めたり、群山渓谷の絶景を楽しんだりできる最高のスポットです。駐車場付近からは、遠くに蛟龍瀑布を眺めることができます。雨季には、台湾全土で最も高い蛟龍瀑布が、高い場所から下に打ち付ける勢いで落ちてくるのを感じることができます。階段を登ると豊山景観台へ到着。北西方向に、蛟龍渓と石鼓盤渓が交わって北の乾坑渓とともに清水渓に合流する様子が望めます。

山景観台から豊山村を眺めたら、次に豊山へと進みます。豊山には、石盤谷瀑布群、蛟龍大瀑布、花崗水上青（洞穴）、梅花嶺、蛇樹下蛋、仙樹抱石、大点雨瀑布、仙人洞、仙夢園、石夢谷という10大景観スポットがありますが、自然景観だけでなく、村に入れば、豊山の人や文化景観も探索できます。